ハーバードビジネスレビューの記事の中に「サルはどこに行った」というのがあります。
上司であるあなたがオフィスを歩いていると、向こうから部下がやってきます。
「あ、良いところで会えました。実はちょっと例の件で困っているんですが・・・。どうしたらいいか悩んでるんですよ。」
「そうか、しょうがないなあ、じゃあ私が代わりにやっておくよ」
「ありがとうございます!」
サルは、あなたに会う前は部下の肩の上にありました。
あなたとあった後のサルはどこにいますか?
あなたの肩の上です。
さあ、「サル」とはなんでしょう?
これを素材にディスカッションすると、上司の皆さんは話が止まりません。
サル=仕事や課題、ですね。
それを部下が上手に上司であるあなたに渡してしまった。
もしくはあなたがウッカリ(よろこんで?)もらってしまった。
こういう状況、ありますよねー。
私がやった方が早いと思いこんでしまい、与えたはずの仕事をいつの間にか自分がやってしまう。
そして「サル」を上司にうまーく渡す部下もいますしね。
渡した仕事が途中で頓挫してしまい、部下が上司に相談する場面は多々あります。
その時にどう対応するか次第で、部下の仕事対応力が上がりもするし、下がりもします。
そんな事はわかっているはず!
でもついつい「もういいから!」の一言で「サル」を引き受けてしまう。
さあ、そこでぐっと我慢して、話を聞く、アドバイスをするなどをして「サル」をきちんと部下に戻して仕事を完遂させる事をしていきましょう。
まあ中には好きなサルを、喜んでもらってしまう上司の方も多いんですけどね。
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