最近オンラインの研修を受講する機会が増えています。
無料で数百人(もしかしたら千人越えかも)の人が参加している配信タイプのセミナーから、10名以下のこじんまりした研修まで、いろいろな学びの場に参加しています。
いつもは逆側、教える側にいる私にとっては参加者の気持ちになれる新鮮な機会。
講師の方のタイプも様々です。
テンポよく進行する方、じっくり一つずつ解説する方などとても興味深いです。
そんな中で、ほとんど個人ワークと講師の方の話で構成された研修に参加したことがありました。
じっくり各自で考える時間は集中できて良いのですが、それが何度も続くと私の中でちょっと退屈してしまうんです。
せっかくだから自分の考えを誰かと喋りたい!でもそんな機会をもらえない!
終わった後に、ほとんど誰とも喋らずにいた事にちょっとガッカリした自分がいました。
でもこれが心地良い人もきっといるはずなんですよね。
自分のペースで一人で深く掘り下げて考えるのが好きなタイプの人。
私のように人と喋っているうちに、どんどん思考が広がる人。
自分が参加者として感じた事を改めて振り返った時、気づいたことがありました。
人と接している時の違和感ってコミュニケーションスタイルの違いなのではないかな、と。
自分とコミュニケーションの好みが違うことが、ちょっとした「イラッ」を生むのではないでしょうか。
テキパキスピーディーが好きなタイプの人は、じっくり時間を考えてから発言するような人を「スローで覇気がない」と思い込んでしまったり、いろいろな側面に考えを巡らせてから共有する人にとっては、問いかけられてすぐ思いつきを喋るような人(ワタシ)を「短慮な人」と思ってしまうかもしれません。
あなたの、相手への評価がこの「コミュニケーションの違い」で決めつけられていないかどうか、時々振り返ってみましょう。
誰でもついつい自分とタイプの似た人を高く評価しがちです。
タイプが違う人こそが、自分の苦手分野をカバーしてくれる人と考えられると、良いバランスのチームが作れそうですよね。
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