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セオリーから離れる事も必要

何人も部下を指導している中間管理職の方と、部下とのコミュニケーションについて話す機会がありました。

その方は部下が仕事のことを自分に話している時に、まるで処方箋を探すかのように、何を伝えたらいいのかを探している自分がいる、と話してくれました。


とてもクレバーな方で、いろいろな本も読んでいるし、勉強している方なので知識もあり、何をするべきかを心得ている方でした。

部下の方達の信頼も厚く、指示も的確で尊敬されている様子がたくさんの人から聞こえてくる方でした。

でも何か伝えることがあるんじゃないかなあと思いながら、話を続けていました。

その時感じたことが、「ただそこに居て、話を聞くだけという時があってもいいのではないか」ということでした。


キチンと想定して、明確で最適な指示が出てくる上司はとても心強いです。

でも時にはただ話を聞いてほしい、聞いてもらっているうちに自分で自分なりの正解を出せる事もあるかもしれない。

指示を想定しながら聞いている上司の前では、好きなだけ喋るわけにはいきませんから。


「いろんなことを手放して、そこに居て聞くだけ」という時間をとってみてはどうでしょう。

いつも聞けないことが聞こえてくるかもしれません。


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