日本でも本格的にテレワークが始まりました。
やむなく、という感はありますが、これからもテレワークが働き方の一つとなる事は間違いありません。
そんな環境でチームをリードするマネージャー(上司)が何をすればいいかを、私なりに分析してみたいと思います。
『期待値と影響を明確に伝える』
直接顔を見ながら話をすると、どこが重要でどこはサラッとやればいいかを「感じとる」ことが出来ます。
ですがPC画面や電話越しではそのニュアンスが中々伝わらず、その結果「いや、そういう事じゃなくて💢」という仕事の仕上がりになってしまう事もあります。
それはお互いにとってストレスが溜まりますよね。
何をいつまでに、は当然伝えていると思いますが、期待値を明確に伝えましょう。
つまりどんな形で完成している事を求めているのか、という事です。
そのまま全員に転送できるくらいの完成度を求めているのか、まずは下書きレベルでいいのでサクッと作って見せて欲しいからスピードも求めているのか。
これを最初に伝えてから、説明すると勘違いが減ります。
それと同時に今取り組んでいる仕事がもたらす影響も伝えましょう。
期日までに出来る/出来ないとどんな影響があるか、を説明しておきましょう。
「期日までに出来るとその後どんなプラスな事があるかなあ?」と確認の質問を投げてみると良いでしょう。
そんなこと言わなくても、というのは全部を俯瞰で見ている上司だからこそ分かることです。
部下は思った以上に自分の仕事、という小さい範囲しか見えていないかもしれませんよ。
テレワークでそれぞれが個々にいろいろな場所で仕事を取り組んでいると、オフィスの中のようにフラッと席に立ち寄って様子を見ながら「あ、そうじゃなくて」という軌道修正ができません。
だからこそ、仕事の細かい話をする前に、期待値のすり合わせと与える影響を理解しているかどうかを伝えておく、という事が重要です。
伝わっていないと感じる時には、オンライン会議や電話の後にメールでサクッと今の打ち合わせの概要を送ってくれる?と依頼するのもいいでしょう。
カンタンな議事録のようなものですね。
何なら打ち合わせしながら、その場でメールの画面を開いて作成してもらっても良いでしょう。
いつもと違う環境での仕事に、プラスワンの配慮とアクションを♪
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