今日の朝clubhouseでおしゃべりしていたら、偶然昔から知っている方が入ってきてくださいました。
その方、プロのコーチ。
そう、コーチングのコーチですね。
管理職の方の在り方、みたいな話になった時その方がおっしゃった一言が印象に残りました。
「上司もちょっと弱っている、自信がない(英語のvulnelableという単語を使っていらっしゃいましたね)という事を正直に部下に言っても良いと思いますよ。その方が結果的にはオープンな信頼関係を生むし。上司が自分の事をオープンにしてくれると、部下もこ上司には自分もオープンになっても良いんだって思えるはず。」
上司だから何でも答えられなきゃ!いつもカンペキじゃなきゃ!しっかりしなくちゃ!
と思っている方、まあそれはそれで立派だと思うのですが、
現実には上司にもやっぱり辛い時もあるし、よくわからんと思う時もありますよね。
それをグッと自分の中だけに留めておかなくても良いんです。
(だからと言って、やたら弱音を吐いてるだけじゃあダメですけどね)
溜め込みすぎて、その先にどこにも進めないままに
どんどんマイナス思考に入ってしまうくらいなら、
一旦自分のしんどい状況を共有しても良いのではないでしょうか。
ちょっとした弱み=人間性、つまりその人らしさを垣間見せる瞬間でもあります。
おや、うちの上司って意外と自分と似たところもあるんだなあ、と心の距離がグッと近くなるかもしれません。
上司だって常に正解を知っている訳ではありません。
だからこそチームで仕事をしているし、他の部署の人たちも近くにいるんです。
「実はさあ、今こういう事について悩んでるんだよねー。なかなか良い案が浮かばなくて困ってるんだよねー。」と言ってしばらく黙ってみる。
ちょっとしたグチでもあり、悩み相談でもあり。
そういう事は飲みの場ならできるよという方、いやいやシラフで仕事の場面でもうまく共有できるとさらに良いですね。
お酒の席で話した仕事の内容、やっぱり記憶には残りません。
お酒の力を借りる事なく、正直に自分の状況を伝えてみる。
上手な自己開示が、人との関係性を強化するキッカケになりますよ。
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