皆さま、2020年が始まりましたね。
お正月恒例の箱根駅伝を見ている方もたくさんいらっしゃると思います。
私はスポーツが得意ではないので、選手より後車に乗っている監督の言葉がとても気になります。
駅伝を走っている選手は、きっと情報から遮断されている状態なはず。
自分のタイムと、目視で確認できる前後の選手の情報くらいしかない。
そんな中で黙々と走る。
周りの歓声も大きいので、ある時突然自分の斜め後ろから出てきた選手の足音にも気づかない。
そしてあっという間に追い抜かれたらどうでしょう。
きっとビックリしますよね。
もしかしたら驚きすぎて、自分のペースを乱されてしまうかもしれません。
そんな状況を避けて、来るべきリスクに備えてペースを上げるなどの準備ができるのは、監督車から聞こえる声。
これ、まさに上司の役割の一つなんですよね。
レースの全体進行が見えている監督と同じように、仕事の全体像が見えている上司だからこそ、かけられる一声。
その声かけの内容とタイミングの良し悪しが、走っている部下の今後の走りをさらに良くもするし、不意の追い抜きにガックリとモチベーションを下げる事になるもなる。
そんな目線で箱根駅伝を見てみるのも、面白いかもしれませんよ。
ちなみに私の印象に残った言葉は「前の選手が区間新記録を出したので、オマエも新しい世界に踏み出そう!」
監督車両のマイク音という副音声、ないかなあ。
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