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靴選びはスタッフさん選びかも〜イタリア靴探しの旅、番外編


靴探しって時間かかりますよね。 そんな時に根気よく付き合ってくれるスタッフの方に出会うと、じっくり靴選びができます。 フィレンツェの店で出会った女性スタッフ。 入った瞬間目があって「ヴォンジョルノ」と声かけられた時に、あ、この人に接客してもらおう、と思いました。 理由は何だったんでしょうかねえ。 自信ありそうな佇まい。 キビキビした感じ。 多分そんなところ。 お店の中には他にも数人、手が空いている人がいました。 が、何となく彼女の集中力というか、いつでもスタンバイしていますよ!というオーラが背中に感じられて、振り返ったらやっぱり目が合いました。 ニコッと笑ったらスルスルっと寄ってきてくれて、接客開始。 履いてみたい靴とサイズを伝えると、ハーフサイズ上下を自動的に持ってきてくれて、必ず全部履かせてくれるので、ビミョーなサイズ感がよく分かる。 同じ赤いスェードだけどつま先のデザインが違うタイプやヒールがチャンキーなものなど

どんどん提案してくれて、履かせてくれるので結果的に自分の欲しいものが絞り込める。 そしてうーんちょっと違うなあと伝えると嫌な顔せずさっといつの間にか下げてくれる。 そして気に入ったパンプスがちょっとサイズが大きい気がするので、買った後で自分で中敷入れてみると言うと

「今中敷入れて履いた感じを試してみたらみたら?」とパッと裏に入って先の方に中敷を仮置きして持ってきてくれた。 それがものすごくピッタリだったので、自分で中敷入れる前提で自信を持って買うことができました。 私が体験したことってプロの靴屋さんからすると当たり前なことかもしれない。 けれど実際にはなかなかそんな接客されることがないので、新鮮でした。

良い靴探しにはいろいろな要素があるけれど、根気強いスタッフさんとの出会いもその一つ。 たまたま近くにいるからではなく、この人ならと思う人を探して声かけてみましょう。 続けていたら良いスタッフさん探しのレーダーの精度も上がるはずです。



フィレンツェ のスタッフさんも入れてくれた中敷、入れ方のコツがちょっと掴めるだけで、毎日が軽快に過ごせます。 そんなセミナー、もうじき開催です!

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