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「でもー」に「でも!」で対決しない

若手の管理職の皆さんとお話していると、「分かる!」と全員が同意してくれる話題があります。


仕事に関して出来ていない所を指摘すると「でも私聞いてません」などと言い訳してくる。

それに対してイラッとして「でも教えたよね!」と強く言ってしまう。

そうすると「でも、私も他のことをやっているので〜」と言ってくる。

それに対してさらにイラッとして「でもこれもあなたの仕事だよね!」とさらに強く言ってしまう。


この「でも」vs「でも」の対決、続けていったらどうなるでしょうね。

きっとお互いにイライラだけが募っていき、何も解決されない。

分かっているけれど、その場になったらやっぱりイラッとしてしまう。

もしかしたらお子さんのいらっしゃる方も、似たような状況になるのでは?

皆さんどうしてますか?


管理職の皆さんから出てきた意見が、ひとまず「なるほどねー」と言う。

受け止める、と聞き流す、の中間のようなニュアンスで(ここ重要)。

これは「でも!」とすぐ反論したくなる自分のイライラを一旦抑える効果があるのでは?という話になりました。


ただし受け止めるだけではなく、あるべき方向に導きたいので、ある程度「でもー、でもー、でもー」が続いたら「じゃあどうしたらいいかなあ?」と聞く。

「わかりません」

「そうだよねー、なかなかわからないようねー、うんうん。じゃあさあ、どうしようか?」

「わかりません。」

「そっかー。すぐには思いつかないよねー。じゃあどうしたらいいかなあ?」

という禅問答のようなやり取りを繰り返す。

根気よく。


上司って根気がいりますね。

そして上手にイライラを受け流す方法を知っていることも大切です。


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