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上司8割、部下2割

「脱ぎたくなくなる履き心地を知るためのセミナー、靴会」

今月末開催です!

冬の味方、ブーツのお話もしますよ!


今日は新任管理研修の一日でした。


まだまだ上司としてのあり方を模索中の参加者の皆さん。

部下とのコミュニケーションというトピックで、グループに分かれて意見交換している時に聞こえてきた一言、「いつも上司が8割喋って、私が喋るのは2割くらいだったんですけどね。でもたまにすごく話を聞いてくれる時があったので、すごく嬉しくなってしまって...。」

この発言をした方、ごく最近上司になったばかり。

なので上司としてのあり方というよりは、まだ部下だった自分の事の方が意識に強く残っているんですね。


ちょっとドキッとしたのが、部下って上司が8割くらい喋ってるって感じてるって事。

私の上司ももちろんたくさん喋っていましたが、8割だったのかなあ。

私はたった2割だったのか。

上司だった私は8割も喋ってたのか。

部下は口を閉じるしかなかったのか。

今となっては確認するすべもありませんが、私は8割喋っていたのかも。


どんな企業の管理職研修でも「部下とのコミュニケーション」が一番皆さんの悩みが多いトピック。

どんなタイミングで、どんな言葉をかけていったらいいか、などなどのスキル的な話をたくさんします。

でもそもそも部下に話す機会を与えているのでしょうか。

イイ話をしようと一生懸命考える前に、黙ってみる時間を増やしてみる事の方がよっぽど重要なのではないでしょうか。

うんうん、と話を一生懸命聴く。

口を挟みたくなるけれど、もう少しだけ待ってみる。

こんな当たり前の事をやるだけで、「聞いてもらっている!」という嬉しい気持ちを引き出せるんだなあと、改めて聴く事の重要性を思い出させてもらえる研修の一コマでした。


でも上司になると、黙って聴くってものすごく難しいですよね。


部下がワンセンテンス話し終わる。

いつもならそこであなたが話し始める所を、頷きながら黙って(笑顔で)部下を見る。

そうすると部下が「あ、もうちょっと喋って良いのかな」とまた話し始める。

これを何回かやってみましょう、という演習をやりましたが、管理職の皆さんは口を揃えて「黙っているのって苦しい!!」とのコメント。


あなたの8割、時々グッと減らしてみませんか。

いつも聞けない話が聞こえるかもしれませんよ。







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