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求めるレベルがズレているとツラい - 生徒側に立ってみてわかる事その1

バレエ風のエクササイズを数年続けています。

いつもは人に何かを教える側にいる私にとって、教わる側になるという体験はいつもと違う事にたくさん気づかせてくれます。


簡単な振り付けを説明されて、音楽に合わせて振り付け通りに体を動かすのですが、月に2、3回のレッスンだと、振り付けってそう簡単に覚えられません。

しかも同じ振り付けが繰り返される事がまずないので、毎回毎回5、6パターンの動きをすることになる。

振り付けを間違えないようにする事に意識が行っていると、足や手の動きの細かいところまで気が回らない。

そうすると、先生からかなり厳しく指導されるんです。

これ、なかなかしんどいですねー。

そんなに厳しく怒るくらいなら、同じ振り付けを何回も繰り返してくれれば、慣れてきてディテールに気を配ることができるのに、と思うのと同時に、これって職場の人間関係にも置き換えられるなあと。


レッスンに通うメンバーは全員「エクササイズ」という意味で通っているのですが、どうやら小さい頃から真剣にバレエのレッスンをしてきた先生には「バレエは真剣なもの」なのでしょう、理不尽さを感じる厳しさなのです。

これ、双方の期待値がちょっとズレているのではないでしょうか。


部下からするとちょっと質問しただけなのに、上司はガーっと指導モードに入ってしまい、挙げ句の果てに叱責する、という事ってありませんか?

相手の期待値が分かった上で行動しないと、せっかくの指導が逆効果になってしまいます。

何を求められているのかを、冷静に判断する余裕が必要です。

そして話を最後まで聞く忍耐力も。

何よりも大切な事は、自分の認識を必要以上に押し付けない事。


残念ながらこんな事、バレエの先生には言えそうにないので、せいぜいレッスンを頑張って叱られることがないようにしなきゃ・・・。








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